用途変更から設計施工まで一社完結!診療所から共同住宅への用途変更事例

東京都を拠点に、リノベーション・コンバージョンなど、用途変更の手続きから設計施工までをワンストップで手がける株式会社CABONです。


空き物件を用途変更して、収益を上げたい。ただ実際のプロセスや設計施工でどのように変わるのかが、よくわからなくて……という方も多いことと思います。

今回は実際にCABONが、用途変更から設計施工まで手がけた実例をご紹介します。



■診療所から共同住宅へ!どのような目的があったのか



今回のプロジェクトは、鉄筋コンクリート造・7階建てビルの2階にあった診療所を、共同住宅に用途変更するというもの。


ビルは駅からのアクセスもよく、広さも300㎡以上という好物件。ただ住宅街の診療所という特殊な条件のため、テナント不在の状態が続いており、オーナーである不動産会社様から共同住宅に用途変更をしたいとご依頼いただきました。


周辺には新築マンションがたくさん建設されているため、築古は不利。新築よりも価値を見出せるアイデアや工夫がないと競争できません。


しかし一方で、立地条件がよく地域からの認知度が高いというメリットや、新築マンションに比べて住戸面積が広くとれる可能性が。こうした強みを活かして建物を生まれ変わらせたいとのご要望がありました。



■用途変更する上での課題はこうしてクリア



今回のケースでは採光窓の数の関係からワンフロアを4区画に仕切り、その広さを活かすべく、ファミリー層をターゲットにする戦略を立ててプランニングを練りました。

浴室や洗面脱衣所も広めに計画。新築マンションではとかく狭くなりがちな水まわり空間を広くとることで、住戸としての付加価値をあげ、入居の決め手になるようにしました。


課題となったのは、ライフラインの整備です。診療所という特殊な機能の空間を住宅として使えるように、配管設備類を整える必要がありました。既存建物のスペックを上げるためにも、配管の更新は必須で、配管ルートをどのように設定するかは悩ましいところ。


1棟丸ごとのリノベーションなら話は早いのですが、ほかの階は利用されていらっしゃるため、配管設備工事で停電・断水が起きる可能性が。こうした事態を防ぐため、工事日程を巧みに調整したことも、用途変更のプロであるCABONならではの手腕です。



■建物の付加価値をあげるCABONのデザイン力



また新築マンションと同じようなデザインでは、賃料の価格競争に陥ってしまうため、デザインにも注力。鉄筋コンクリート造であることを活かして天井をスケルトンにするなど、デザイン感度の高いユーザーにアピールする空間づくりを心がけました。


もちろん遮音性や振動にも十分に配慮。住戸界壁の遮音壁の性能を高めに設定し、事前に音出しのチェックもして問題がないか確認済みです。


入居の決め手となるエントランスも熟考したところです。2階フロア専用のエントランスを設け、住民が気兼ねなく出入りできる動線計画や、既存外壁とは異なる仕上げを施しリニューアルに成功しました。

さらに配線工事不要のオートロックシステムを取り入れて、コスト的にオーナー様に負担をかけず、ユーザーへの訴求力をアップさせています。



■用途変更から設計施工まで一社完結はCABONだからできる!



賃貸募集は工事中からかけていましたが、なんと工事完了前にすべての契約が決定。賃料もオーナー様が希望していた金額よりも高額にできて、ご満足いただいております。

設計から工事完了まで約6カ月を要しましたが、この規模の用途変更ならスピーディーな部類に入ります。これも設計施工をワンストップで行うCABONだから実現できたことだと思っています。


今回のような空きテナントは、首都圏にたくさん残っています。

東京都江戸川区の株式会社CABONは、用途変更業務のプロで、確認申請から設計、実際の施工まで一気通貫したサービスが可能です。

自社ですべてを完結できるため、お施主様のご要望をうかがいながらデザインとコストのコントロールが両立できます。ご要望に応じて家具の制作にも対応しており、保育園の遊具を制作した実績もございます。

さまざまなコンバージョン実績がございますので、まずはお気軽にお問い合わ

せください。ご要望に応じて無料でお見積りをさせていただきます。


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https://cabon.co.jp/showcase?tag=4785


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